古き良きもの
一昨日は娘が熱があり保育園をお休みした。
その前の晩には40度近く上がりなかなか下がらなかった。
ヴーヴー、うなされ夜中ずっと高熱。
夜中起きてなかなか眠れないから座薬をする。
お茶飲む? うん
ストローで一口、ゴックン
「べぇっ」(^_-)
もう一口、ゴックン
「ベぇっ」(-_^)
チラッと見てくる
こんなに熱あるのに冗談している
何回か続いた…。
晩に今までにないくらいお昼保育園で食べた物が出てきた。滝のように。
その真似をしているのだ。
こっちは本気かと思い1回目はオットと手で受けようとした。
娘の演技にダマされたのだ。
昨日は、もうすっかり良くなり保育園へ行ってくれたので仕事関係の忘年会、昼食会へ行ってきた。
旅館のレディースプランという事でマダム達が沢山集まっていた。
本日は10組くらいおられますので一般の方と合わせたら100人は超えますねと慌ただしく旅館の人が教えて下さった。
11名の集まりで私を除けば70代、80代のおばちゃま達。
プレゼント交換があり、赤の長靴が可愛かったから選んだ。お菓子がギッシリ入ってそうに見えたが、中身はなんとふりかけがギッシリ…(+_+)
まあそんな事はいいとして。
皆さん生き生きしていてこっちの方が元気をもらえた時間だった。
昨日は月2回通っている生花の日。
教室に行く前に花器を注文していたので陶器屋さんに取りに行く事に。
ついでに湯呑み茶碗が目に付いたから見てみた。
今はこんなに小さいものはあまり売られていないらしいのだが、ここのお店にはたくさん置いてあって悩んだ。
おっとりしたここのお店の人70代くらいであろうおばちゃまが、気になったの並べましょうか?と
近くには犬。
「実はここのお店100年になるんだけど、閉めようかと思人には言えないんだけどね。」
「実母が100歳近くになるんだけどはじめて体悪くして今入院していてね、お店には来られた人にこの間せっかく来たのに閉まってたわと言われてね〜、なんだかね。」
お母さんの所に週1回は行っているからお店をお休みにしないといけないらしい。
「北海道で股関節を4回手術してこうして歩ける事、奇跡、有難いと日々思っているんだけどね。」
その間、3年もお店をお休みしていたらしい。そうだよね、ここからだと大分遠いから仕方ないよねと思った。
「旦那が亡くなってから25年経つんだけど1人でこの店してるんだよ。」
「この辺でこんなにおいている店はうちくらいだよ〜。」
「もったいないですね〜」
何度も言ってしまった。
後を継ぐ人がいないんだなと思った。
何かいい案は?と思ったが思いつかない。
「この子に店番しといてもらったらどうですか?」
なんて気の利かない冗談を言ってしまった。
「この子はお客さんが好きでね、お店にずっと良い子にいるの、2年前からなんだか鳴かなくなってね」
とっても大人しい優しい顔の犬。
「また来るからね」
と頭をチョンとしてお店を出た。
それにしても昭和の物とかが置いてあって素敵な物も沢山あったな〜
古い物っていいなと思った。
湯呑み茶碗も手のひらにチョコンとのる小さいサイズの15個購入。
お客さん用にもまた欲しいから旦那と相談して買いに行きたいなと思った。
さっ、お花を生けて早く帰らなければ。晩が近づいてくる。
先生も70代である。
先生もとっても好きな人。
生け終わって、先生調子はどうですか?
昨日救急車で運ばれてね〜、エッ?
足の付け根が痛くなってよんだけど病院についたら良くなってね。
だから今日は何だか瞼が腫れた感じでいつもと違うなと思ったんだ。
歳取ったらあっちこっちとね。良く聞く言葉だが。救急車よぶって相当だよ。
時間がないけど調子はどう?て聞いてみてよかった。
また再来週会いましょう。
なるべく長く先生に教えてもらいたい。
失礼な言い方だけど、古い人達、物に沢山出会った日となった。
自分より長く生きている人と一緒にいるのは落ち着くし、まだまだ私の知らない何か、
一山越えたような感覚があって、未知の世界だ。
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